「ゲームチェンジャー(大変革をもたらす)」「現状を打破する」あるいは「新しい基準」といった言葉が頻繁に話題に挙がるような時代ですが、その呼び名を明らかに、かつ象徴的に体現するブランドや技術というのはほんの一握りです。
YouTubeはその1つ。ウェブサイト、あるいはブランドとして成立し、はてはそれが新しく動詞として使われるまでになったYouTubeは、世界最大にしてもっとも人気のある動画シェアサイトであり、世界第3位のユーザー数を誇ります。
そのYouTubeを創設しここまで大きく発展させたのが、共同創設者であり、前CEOであるチャド・ハーリーです。
ビジネスマンであるのと同時にシリコン・バレーにも精通している、チャドのPaypal勤務からYouTubeの創設・発展にいたるまでの遍歴は、世界中のビジネス、テクノロジー、そして社会、教育における分野において、まさに真のレジェンドとなりました。
2007年10月、チャドと彼のパートナーは、YouTubeを16億ドルでGoogle社に売却していますが、チャドはそのままアドバイザーとしての役割を担っています。
現在、YouTubeは推定で、毎月延べ60億時間以上視聴する10億人以上のユーザーを惹きつけ、そのトラフィックの80%はアメリカ国外です。さらに、新しい動画は毎分100時間アップロードされています。これは、アメリカの3大ネットワークがこの60年間に生みだしたコンテンツをわずか1ヶ月にも満たない期間で上回る速さです。
YouTube売却後すぐに、チャドは日常生活において個人が時間を有効に使用できるためのプラットフォームや製品を手がける、AVOS Systems社を共同設立しました。
最近では、New Enterprise Associates社とGoogle Ventures社からの融資を獲得しており、Madrone Capital 社と、中国を本拠地とするインキュベーターであるInnovation Works 社も資本参加しています。
また同社はウェブの強化や、モバイルアプリ「MixBit」「 Delicious」「 Wanpai」を手がけています。
チャドは、YouTubeの創設とその爆発的な成長をいかに成し遂げたかについて講義しています。
テクノロジーにおける「ゲームチェンジャー(大変革をもたらす)」「現状を打破する」あるいは「新しい基準」を産み出した独自の経験から学んだことや、現代においてコンテンツとがどのように消費され、シェアされているのかについて(の知見)も伝えています。
さらに、新たに出現し絶え間なく進化し続けるテクノロジーの世界で次に何が起こるのか、メディア制作や配信のパラダイムが変わろうとしていること、今後もYouTubeがトップに留まるためにいかにして進化し続けていくのか、などについても語っています。